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月別: 2018年7月

STG/I:第六十六話:顛末

サイキさんと別れてシューニャになると真っ先に頭に浮かんだことがあった。

マザーの一件である。

地球におけるSTG28の放棄か残留かの選択。

マザーワンに驚異が去ったことを伝える必要がある。

私には妙な確信があった。

STG/I:第六十五話:混濁

音がする。

 

音が、戻ってきた。

 

過去の経験から、五感のそれぞれは現世界との繋がりの強さを表している気がした。

言い換えれば生きている証。

音は最後の最後まである感覚と思っている。

逆に一つ無いし複数の感覚が途絶えた世界の住人は、他の感覚がそれを補う。

全ての感覚が遠ざかった時、現世との別れの時が来たことを意味するのだろう。

音の世界を持つ住人が死に面すると、音が最後に遠のく気がする。

祖母がそうだった。

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