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月別: 2018年2月

STG/I:第五十一話:取引

「出して」

 

暗闇の中から声がする。

 

「出して」

 

(夢か)

 

シューニャは子供の頃から夢かそうでないかを夢の中で見分けた。

夢だからなんでも出来ると思ったら大間違い。

「夢だからといってお前の思い通りにはさせないからな!」

そんなセリフを夢の中で登場人物に言われたこともある。

 

「出して」

STG/I:第五十話:捕獲

「マルゲリータ、君に操縦桿を一時譲渡したい。それで索敵して欲しいんだけど、頼めるかな?」

「操縦は下手なんだけど・・・」

「じゃあ、レーダー管制システムをお願い出来る?自分が思うタイミングでソナーも使っていいし」

竜頭巾が不満を露わに見ているのが伺える。

「皆さん、戦闘における迎撃態勢は竜頭巾副隊長の指示に従って下さい」

皆がめいめいに応じる。

STG/I:第四十九話:アメジスト

アカウントを凍結されたドラゴンリーダーが警告した最重要敵宇宙生物の一つ。それがアメジスト。

隠密性に長け、活動を開始すると周辺宙域は通信障害が発生。中遠距離通信は完全に途絶される。度重なる要請にも限らず対応措置は今もなお施されていない。

宇宙人曰く「どういう原理で通信障害を発生させているか不明」と。対策をとる為の条件としてアメジストを生死問わず捕獲することを要求され、幾度となく捕獲部隊が編成されたが全ては失敗に終わっている。

そもそも宇宙人は当初アメジストの存在を否定していた。つまり彼らすら知らない新しい敵対生物。地球人によってその存在が明るみになったことで、宇宙人は逆に地球人に積極的に捕獲を促し、戦果報酬もバブル時で十倍まで跳ね上がった。

そもそも数が少ないこと、ソナーで辛うじてでも捉えられること、世代交代、様々な理由から脅威性は次第に薄れ、いつしか多くの搭乗員にとって忘れ去られた存在になった。

STG/I:第四十八話:マルゲリータ

マルゲリータは内気な子だった。

年齢は知らない。

恐らく竜頭巾とそう変わらないだろう。

中の人の性別は不明。

シューニャは恐らく女子だろうと思っている。

竜頭巾が女性だといことは言動から直ぐにわかった。

マルゲリータはブラックナイト隊では新参者にあたる。

シューニャがスカウトする形となる。

彼女はキャラクターを演じないタイプだったが、その素行から女性だということは容易に判別出来た。

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