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月別: 2016年2月

黄レ麗:第六十二話:レイコのウラガワ

私は裏切らない。
私は裏切ってはいけない。
その資格はない。
絶対にやってはいけない。
アイツらとは違うから。
あの豚共とは違う。
私は裏切らない。
マーさんを裏切らない。
大人のマーさんは待っているはず。
(ならどうして来ない)

黄レ麗:第六十一話:嫉妬

あれからマキと緩やかに仲が回復している気がする。
睨みつける彼の目線は穏やかになり、どこか吹っ切れたものを感じる。
ただ、挨拶をしても言葉は返ってこない。
僕を見て頷くだけだ。
それでも僕自身はそれを挨拶だと思っている。
先生が以前言っていた。
「小さな子供が『こんにちわ』なんて言わないのが普通だよ。躾は大切だけど、僕なんか強要はいらないと思う。子供は大人より話を聞いているから理解しているよ。必要と感じてないだけでね。子供同士は目と目があった瞬間に互いを認識し、その段階で挨拶は終わっている。だから必要に感じない。それで通じているからね。それぐらい肉体感覚が直なんだよね。それが成長とともに鈍ってきて言葉が必要になる。したい人はすればいい。したくない人はしなければいい。そしてその当然の結果が返ってくる。その際は言い訳無用だよ」

やり彼:第二話:風俗嬢伝説

2016/3/16we:加筆・修正

メソは謎が多い。
今にしてみると勝手に俺らが願望から知らず捏造したんだろう。
でも当時の俺らにはそれを理解出来る脳みそはなかった。
それこそ七不思議どころの騒ぎじゃなく噂があったと思う。

その一つが伝説の風俗嬢説。

黄レ麗:第六十話:孤立

「おはよ」
いつもの挨拶。
「おいっすー」
「おはよう」
「おはよろ~」
「おう!」
「おっはろー」
「おっす」
「おは」
「気合だ、気合だ、気合だ!」
「おいっす、おいっす、おいっす~」
挨拶ですら色々なんだ。

黄レ麗:五十九話:波紋

僕自身はナリタの一件でどこか吹っ切れたのかもしれない。
裏を返せば自分の中にもわだかまりが出来ていたということか。
クラスメイトが僕を腫れ物に触るように見ていると考えていたのは事実だと思う。
初めはその程度だったかもしれない。
でも、それを結果的に更に促したのは僕でもあるのか?
先生が言ってた。

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