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月別: 2019年1月

STG/I:第八十四話:殉死

再接続をすると「権限がありません」と出た。

マザーを含め他のデータベースへのダイレクト・アクセスが出来なくなっている。

人間や静のようにキーパンチし、ゲスト扱いで検索しないといけないことを意味する。

ゲストとして閲覧出来る情報は限りがあり、ほとんどパブリックコンテンツに限られたと言われているに等しい。

彼女は人間よりは優れているがSTGホムスビにしか乗れない存在になった。部隊パートナーにほとんどの点で劣る性能。アンドロイドなら椀部を展開させ千手観音のごとくパンチすることも可能であり、キーパンチを使わないマシン・アクセスも出来る。生体である搭乗員パートナーは出来ない。最早アンドロイドより遅く、弱く、活動限界も短く、他の部隊員のSTGも操舵出来ない。それが今のビーナスである。

STG/I:第八十三話:抹殺命令

ゲート前。

マルゲリータ、ミリオタ、ケシャ、エイジ、そして居合わせた部隊員の姿。
全員が固唾をのむ。
誰も降りてこない。
更に一分は待っただろうか。
普通こんなことはありえない。

STG/I:第八十二話:帰らぬ者

アメジストは衝突直前に分裂。
食われたと思った弐号体はまだ一体化していなかった。
直ぐにまた互いに激しくぶつかり合う。
正面衝突。
力と力の容赦なき比べあい。
豪勢な紫のスターマインが間近で幾度も宙空に広がる。
最早アメジスト達は外殻を纏おうともしない。
まるで互いが求め合うように、他方で争うよう混じり合っては分裂した。
紫水晶は時に液体のように流動性をもち、双方を行ったり来たり。
激しい引っ張り合い。
力の綱引き。

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